院長 森野 学

-歯科医師を志したキッカケを教えてください。

父が広島で歯科医院を開業していたことがキッカケです。 大学に入ってから歯科治療が楽しくなりました。

-治療が楽しくなったのですね?楽しくなったキッカケは?

学生の時に、歯が痛くなって先輩に治療してもらいました。 「痛みをとってもらえる事が、こんなに有難いものなんだ!」ということを、身をもって知りました。

-出身大学はどちらですか?

岩手医科大学歯学部です。 岩手医科大学付属病院での研修医を経て、そのあと都内の歯科医院に勤務して、今年の4月からひまわり歯科の院長に就任しました。

-大学では、どんなことを勉強されたのですか?

補綴(ほてつ:歯が欠けたり無くなったところを、歯を詰め物やかぶせ物等で補うこと)をメインに勉強しました。 大学の付属病院と、外部の研修施設で研修医として勤務しました。 1年目は、出来ないことばかりだったので大変でした。 現場に出て苦労をして、いろんな分野の治療をして、そこで覚えました。 都内の歯科医院での治療は、「歯を白くしたい」という需要が多かったですね。 例えば虫歯治療の際、詰め物やかぶせ物をするときに「白いもの」にしたいというニーズです。 詰め物としては、保険が利く「銀歯」が一般的ですが、話す時や笑った時に見えるのを気にしている方、実は多いんです。 歯科側からみると、銀歯は見た目以外の問題が3つあります。 1つは、金属アレルギー。 心臓が動くのは細胞が電気を発生して動くのです。 なので、体の中に金属があることはどうしても体に影響を与えてしまうのです。 2つは、歯との密着度。 これはあまり知られていません。 「セラミック」だと接着剤と歯が科学的に一体になるのですが、「銀歯」は科学的に接着できないのです。 3つめは、虫歯になりやすい。 理由は2つ目の問題とリンクしています。 銀歯の精度はどうしても、継ぎ目ができてしまうのです。 継ぎ目ができ、隙間が開くことで、汚れがたまりやすくなり虫歯になりやすいのです。 では、当院ができる事は一体何なのか? 白い詰め物である、ジルコニア(人工ダイヤモンド)を良心的な価格で提供することです。 料金が高いことで、白い歯をあきらめている方が多くいらっしゃいます。 でも、歯を白くすることを諦めないでほしいんです。 結局は長持ちして身体にも良いので。 「(銀歯が)気になっていた」という方はぜひ一度ご相談いただければと思います。

-白い詰め物・かぶせ物を美しく仕上げるコツはありますか?

数をこなすのと、技巧士さんの意見をよく聞くことです。 写真撮影をして合わせていきます。 技巧士さんに当院に来てもらって、色や大きさや形、よくよく相談します。 洋服や髪型と一緒で、その人に似合う歯の形があるんですね。 見た目プラス、機能面、具体的には「噛み合わせ」です、とても大事です。 また、「ジルコニア専門」にやっている技巧所さんがあって、今までより良心的な価格でやってもらえます。 白いジルコニアがかなり安くできます。 クレジットもできるんですよ。 「スマイルライン」というデンタルローンが当院で使えます。 36回払いまでは、金利も分割手数料は0%です。 サラリーマンの方が一ヶ月間に自由になるお金(可処分所得)が月3万というデータがあります。 3万円くらいで出来ればと考えています。 これは、かなり安いです、恵比寿あたりだと12万円くらいしますからね。

-印象に残っている患者さんはいますか?

学生の女の子です。 オーストラリアに留学していて、日本に帰ってきた時に少しずつセラミックに入れ直していけたことですかね。 喜んでくれました。 具体的には、前歯部をセラミックにしました。 目立つところだから気になっていたのが、白い歯なったから歯のことを気にせずに笑えると喜んでいました。 今でも、帰国時、半年に一回、メンテナンスに来てくれます。

-患者さんと接するときに、大切にしていることはありますか?

皆さん治療の時に、ドクターから説明を受けると思うんですけど、その説明を分かってない方が8割くらいだと思うんです。 分からないまま治療するのではなく、分かった上で治療に通ってもらうのが患者さんも安心できますし、こちらとしてもコミュニケーションがスムースになるので助かります。 画像で説明したり、まっさらな紙に手書きで書いて説明したりしています。 「こんなこと聞いちゃまずいかしら?」なんて思わないで、分からないことはどんどん質問してください。

-最後に患者さんにメッセージをお願いします。

向ヶ丘遊園の駅から歩いて5分なので通いやすいと思います。 お子さんの虫歯治療から予防歯科まで、お子さんを連れてこられるお父さんお母さんもひっくるめてファミリーで通っていただければと思っています。 まずは、治療をして、さらに予防、さらに歯をキレイにしていきましょう。 また、訪問歯科部門もあります。 いろんなアプローチができますよ。 お口に気になることは、遠慮なさらずぜひご相談ください。

インタビュー:2017/4/7