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知覚過敏について

2024.7.4

こんにちは、ラビット歯科仙台です🐰🦷

今回は、知覚過敏についてです。

知覚過敏とは、虫歯ではないのに冷たいものや温かいものを食べたり飲んだりした時や、歯ブラシの毛先が歯に触れた時に、しみたり痛みを感じる症状のことを言います。

〇知覚過敏の仕組み

歯の表面は、エナメル質や歯ぐきで覆われています。エナメル質は、体の中で一番硬い組織なのですが、様々な原因によってすり減ってしまうことがあります。

エナメル質の下には、象牙質歯髄(歯の神経)を守るように存在しています。

エナメル質がすり減り、象牙質が露出した状態になると、下にある歯の神経に外部からの刺激が伝わりやすくなり、歯がしみる、痛いと言った症状が現れます。

〇知覚過敏の原因

・強い力での歯磨き

必要以上に強い力での歯磨きは、エナメル質がすり減ってしまうため知覚過敏になりやすくなってしまいます。

歯ブラシの毛先が広がらない程度の力で優しく磨きましょう。

・歯ぎしり、食いしばり

歯ぎしりや食いしばりで、歯に強い力が加わり続けるとエナメル質がすり減ったり、歯にひびが入ったりしてしまいます。

予防としてマウスピースの使用がおすすめです。

・歯ぐきが下がっている状態

歯ぐきが下がってしまうと象牙質が露出し、刺激を感じやすくなります。

歯ぐきが下がる原因は、歯周病や加齢です。

 

知覚過敏は、自分での知覚過敏用の歯磨き粉の使用や正しいケアで症状を改善することはできます。

ですが、根本的な原因を解決しないと治らないので、歯がしみたり、痛みがあるという方は一度歯科受診をおすすめします✨